10/25 西伊豆・黄金郷ツーリング

参加台数:2台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R25@SHALLOW・KAZU }


10月に入って北関東の次に選んだ目的地は西伊豆。

好きなエリアの1つですが、去年は行く事がなかったので2年振りに西伊豆スカイラインと土肥金山を訪ねてみようと企画したものの、台風や参加予定者の都合でなかなか日程が絞れず、奇跡的に降水確率0%の25日に決行する事となりました。

当日の朝は9時の東名・海老名SAスタートに合わせて、環八のエネオスで給油してから東名に向かいます。

東京ICから東名に入ると、この秋晴れツーリング日和のせいかバイクの数も多め。

横浜町田ICから先は本格的な渋滞になってましたが、何とか10分前に海老名SAに到着すると前回同行してくれたZX-6RのKAZUが出迎えてくれました。

が、この日はうっかりスマホを持って来るのを忘れたそうで、途中で気付いて取りに帰る時間もなかったのでそのまま海老名に来たとの事。

まぁ実際スマホが無くても不便な点と言えば写真が撮れない事ぐらいだし、そんなに困る事はないだろうと話してる内に9時を20分も過ぎたので、2台で海老名SAを出発。

富士山もはっきり見える快晴の中を走り始め、僅か20分程で到着したのは中井PA。

一旦ここで10時まで時間調整の休憩となりますが、スマホが無いKAZUのヘルメットにインカム(B+COM)は付いていたので、ダメ元でB+LINK接続を試みると意外にも普通に接続完了♪

スマホ無しで繋いだ事は無かったけど、これで通話しながら走れるので万一はぐれた場合の不安は解消されました!

10時を過ぎて中井PAを出発し、しばらく進むと東名の本線はまた渋滞が発生。空いてるレーンを選びながら進んだ先には渋滞の原因と思わしき工事現場。

どうやら左右分岐レーンの左側を工事していたらしく、大きなクレーンを横目に通過すると一気に渋滞は解消!

足柄ICを過ぎて御殿場に差し掛かる頃には本線右側に僅かな冠雪を纏った富士山が大きく見えて来て、2台は御殿場JCTから新東名へ。

ここからは車のペースも上がるので左車線を進み、トンネルを幾つか過ぎたら長泉沼津ICを出て伊豆縦貫道へ。

この道は2月にも河津桜を見た時に通ったけど、一車線しか無い道なので渋滞すると厄介ですが今回は流れていたので割と早く終点の一般道に出られました♪

ここから先は伊豆中央道の入口に入るけど、目の前に出光のスタンドが見えたのでインカム越しに「ガソリン大丈夫?」と尋ねると、「給油しておく」との返事だったので、まだ半分以上もガソリンが入ってるR25は路肩に待機して6Rはここで給油。

スタンドを出たらここからは伊豆中央道。伊豆縦貫道から続く道ですが、ETCが使えないので料金所で2台分の現金¥320を払って走ります。

伊豆中央道も割と快適に流れていて、そのまま一気に終点の長岡ICへ。

長岡を下りたら県道130を右折して沼津市の内浦湾方面に進み、次は海沿いの県道17を走ります。

トンネルをくぐって駿河湾を右に見ながらしばらく走り、目的地の「やま弥」に到着。

2年前にも来た事があるので、その時の要領でお店の向かい側の港にある専用駐車場にバイクを停め、道を渡ってお店の前に行くと…、

何とまさかの「本日休業」のお札!

仕方ないのでKAZUと協議して急遽代わりのお店を探す事になりましたが、ここに来る途中にくぐったトンネルの手前に「伊豆三津シーパラダイス」があったのを思い出し、あの辺りは賑わっていたので何かあるかも?

と、一旦来た道を戻って再びトンネルをくぐり、シーパラダイス周辺でバイクを停めて辺りを見渡すと…

磯料理 お食事処 旅館 浜の家」という看板が目に留まり、インカム越しに「ここにしよう!」と即決。

敷地内にバイクで入るとご主人がバイクを誘導してくれて、2階のレストランを案内してくれました。

2階に上がり、畳張りの座敷席に通されるとなかなか居心地のいい食堂で、窓の外には海が見えます。

室内には他にもバイクでツーリングに来た人達も居たので、バイク乗りの間でも知られてるお店なのかもしれません。

席に座り、渡されたメニューを見ると2人とも鯵定食(¥1500)を注文。

暫くして運ばれて来た鯵定食を見ると…、

アジの頭がそのまま盛り付けられていて、捌きたてだったのか、まだエラが動いてる!

活造りで出て来た鯵定食に戸惑いつつ魚料理を食べ始め、旨い海の幸を味わいながら完食。

お会計を済ませて外に出ると間もなく13時。2台は再び海沿いの県道17を進み、トンネルを抜けてやま弥も通過して県道127を左折して西伊豆スカイラインへ。

緩やかな道は少しずつ登り、峠道を進んで空に向かって走る感覚になるような開けた場所に差し掛かると、せっかくなので途中のパーキングスペースに入って写真を撮る事にしました。

並べて撮るつもりが意外と傾斜のある未舗装路だったので、不安がるKAZUの6RとR25を倒さぬよう別々に撮影。

バックには「平和寺本山」と刻まれた石碑や灯籠や観音像があったので、どうやら宗教施設の物だったようです。

撮影を終えて再び西伊豆スカイラインを進み、突き当たりのT字路を左折して一旦県道411を経由してR136を右折。

あとは直進して土肥の市街地に入って土肥金山に到着!

2年前にR7で来た時と同様に白い壁を背に2台を停めると青空をバックに土肥金山の入口を撮影し、早速チケットを購入して見学ルートへ。

順路の入口には公衆トイレがあったので一旦立ち寄ると、洗面台の壁には「砂金採り体験」と「金のマスク」のポスターが!

順路を進んで行くと日本庭園に大きな池があって鯉が優雅に泳ぎ、その先には坑内めぐりの入口。

暗い坑内には所々に行灯があって展示物を照らし、最初の通路奥には金の鳥居が建つ神社。

採掘された岩壁には金を含んでそうな岩肌がライトアップされていたり、江戸時代の採掘現場を再現したジオラマで作業中のマネキン人形には金のマスクが♪

更に暗い通路を進むと金子地蔵が祀られていて、見学者の人達も手を合わせてました。

坑内の通路もいよいよ出口。先を歩くKAZUに続いて出口の光に向かって歩いて一旦外に出ると、次に入るのは資料館。

入っていきなり右に見えるお座敷の殿様の顔にも金のマスク…。

振り返って見た作業場のジオラマも皆さん金のマスク…。

室内中央にはテレビの時代劇でしかお目に掛からないような小判が展示され、大きさとその価値が説明されてます。

ジオラマの横には千両箱が置いてあったのでKAZUに持ち上げて貰いましたが、重そうに持ち上げた千両箱の重量は22㎏!

A4サイズのコピー用紙1ケースより少し重い感じ。隣には小判が詰まった千両箱。こうして見るとキレイです♪

立派な帆を掲げた千石船の外側にはガラスケースに収まった当時の資料。

枝銭や鉱石、はかりの展示も。

資料室を出ると実際の金塊が展示されていて、アクリルケースの穴から触る事ができます♪

こちらの金塊は12.5㎏でこの日の時価は¥89,000,000。

うまく動かせば何とか持ち上げられますが…、

こちらは世界一の巨大金塊で250㎏!

そしてこの日の時価は

¥1,780,000,000!

今回も有り難く撫でさせて戴きました♪

金塊のある室内には金の茶釜や金の鯱鉾、金の仏像の展示もあったのでこちらも撮影。

そしてお隣は売店。当然ながら金色のお土産物が中心で、前回気になったけど購入しなかった小判を数枚買っておきました!

買い物を終えて外に出ると、芝生の広場になっていて、

順路の通りに歩くとそこは砂金館。

中に入り、入口で買ったチケットを提示して係の人の説明を聞いてから砂金採りを開始します。

持ち時間は30分。この長い水槽の中に砂金を含んだ土砂が入っていて、緑色の器で底から土砂ごと掬い上げて、振り落としながら残った砂金を専用の小さな透明容器に入れて行きますが、これがなかなか難しい。

集中して何度も振るい落とすも砂金ごと落としてしまったり、最初から掬えてなかったりで、あっという間に30分が経過。

お互いどれだけ集められたか比べてみると…、

自分は2年前に4粒しか採れなかったのが、今回は8粒?

KAZUの方は10粒ぐらいで見た目にも多く採れたようです。

砂金館を出て順路通りに進むと入口の本館に戻ります。

この本館1階にも広い売店があって、こちらも金色のお土産だらけ!

ここでは金のマスクと金箔カステラを購入しました♪

買い物を終えて外に出ると、目の前に休憩スペースがあったので今回もソフトクリームを食べようと、自分はチョコレート、KAZUはストロベリーを購入。

時刻は間もなく15:30ですが、まだ秋晴れの日差しは心地よく、冷たいソフトクリームでひと息ついたら日が傾く前にそろそろ出発します。

再び走り出した2台はR136を北上して県道17の海沿いの道を進みます。

往路とは逆に駿河湾を左に見ながら走り、途中から山道に変わりながらも県道17を進むと、今回も立ち寄ったのは富士山ビュースポット・西浦江梨

富士山をバックに写真を撮るには絶好の場所で、幸運にもこの時 到着したタイミングが良かったのかパーキング内には車の姿は無く、ベストポジションに2台を並べて西陽と富士山を背景にR25と6Rの撮影ができました!

これで西伊豆での予定経由地は全て立ち寄ったので、再び県道17を辿って淡島を見ながら沼津方面に向かい、夕焼けの中、伊豆中央道から伊豆縦貫道の渋滞を抜けると往路と同じ新東名に乗って東名高速に合流して足柄SAに到着。

SA中心部にあるバイク用の駐輪場に2台を停めるとすっかり暗くなっていたので、ここで夕食を済ませてしまおうとSA内の混み合うフードコートで夕食を終えると、この日はここで解散。

最後に海老名SAでR25の給油を済ませて帰路に就きました。

今回は秋晴れの日曜をうまく使って久々の西伊豆を巡ってみましたが、地元の海の幸も食べられて、西伊豆スカイラインも走って、土肥金山で再び砂金採りもできたので収穫の多い1日となりました♪

気付けば秋も深まって来たので、そろそろ冬装備の準備が必要ですね…。


2020年。Divineツーリングの開催は僅か5回のみ。

今年は世界的なウイルス騒動に翻弄された年になりましたが、個人的にはバイク装備の充実の他、ツーリングに行かなかった分、車や自転車まで買い換えるという充電期間にもなった印象です。

来年もこの状況が続くかどうかまだ見通しが立たないけれど、既に行きたい場所はピックアップしてますので走れる時にはまたツーリングを開催しましょう!


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